日本酒の初心者が趣味として楽しむためには?メリットや種類を紹介!
日本酒に興味があって趣味にしたいけど何から始めればいいか分からず、結局始めずにいる方も多いと思います。
ここではどのようなことを覚えれば良いか紹介するため、興味があれば参考にして頂ければと思います。
日本酒を趣味にするメリット・デメリットは?
メリットは酒の銘柄によって色や香りが異なり、種類が豊富にあって飽きずに続けやすいことです。
また、日本の文化を知るきっかけになり、製法や歴史などを研究すると興味を持てます。
日本酒の種類は非常に多くて詳しく知っていると物知りだと思われ、教養が鍛えられるようになったり新しいことに興味や関心を持てば楽しいものです。
居酒屋や蔵元などで試飲をするなどお酒の飲み比べをすると楽しくなり、ハマってしまうこともあります。
酒蔵は個性的な建物が多く巡ってみると独特な雰囲気を感じれるので、新たな刺激や発見ができるかもしれません。
日本酒は歴史が古く現地の水や米などを原料に選んでいるため、独特な味わいを体験すると病みつきになります。
酒蔵巡りや蔵開きなどのイベントに参加すると作りたての酒を飲めるため、純粋にお酒が好きな人には楽しみやすいです。
デメリットは日本酒に対して興味がない人に話をしても意味が分からないので、詳しく語ろうとすると嫌な顔をされることもあります。
そのほか、マニアに対する偏見もあってかカッコつけていると思われたりするため、安易に話のネタにしにくいものです。
また、日本酒の飲み比べをするとどうしても価格が高くなり、積み重ねると多くのお金がかかります。
友人が日本酒に興味がないと気軽に誘えないため、一人寂しく飲み比べなどをしないといけないことも多いです。
酒は20歳以上からではないと飲めないことや、あまり飲みすぎて体調を崩しやすくなるなどのリスクもあります。
日本酒はアルコール度数が高く酔いやすいため、勢い余って飲むと体を壊しやすいなどリスクがあります。
日本酒を趣味にする前に知っておきたいことは?
日本酒の歴史
日本酒の起源は中国から稲作が伝わった弥生時代になりますが、近年になって縄文時代から米を原料とする酒が作られていたようです。
また、神のために作られ始めたようで、神社の巫女が加熱した米を口の中でよく噛んで唾液に含まれる酵素で糖化し野生酵母によって発酵を進めて作った口噛みノ酒のエピソードが大隅国風土記に記されています。
また、日本酒の歴史とは日本の米文化の歴史でもあり、稲作の定着とともに歩んでいることが特徴です。
江戸時代になると冬に仕込みが行われるようになり、繊細な味わいを引き出せるようになりました。
日本酒ができるまで
日本酒の原料といえば酒米と米麹と水だけになり、時代とともに様々な作り方が開発されてきました。
古代は濁り酒でしたが次第にもろみを濾す清酒も造られるようになり、戦国時代の後半になって現在の日本酒に近い作り方が主流になっています。
製法は材料となる米全てをを精白するして貯蔵出来るように火入れが行い、もろみに水や蒸し米や麹を何度も加えていることが特徴です。
日本酒の種類
日本酒の種類には
大吟醸は吟醸酒のうち精白歩合を50%以下の白米を原料として製造し、固有の香料や色沢が特に良好のものです。
吟醸酒は精米歩合が60%以下の白米を使用し、吟醸造りをした清酒にすることが必要です。
純米酒は米、米麹、水を原料として製造した清酒になります。
生酒は上槽より出荷間で一切加熱処理を行わない清酒のことで、生貯蔵酒は上槽より火入れをせずに貯蔵し製品化する時1回だけ火入れをして出荷する清酒になります。
手造りは甑や麹蓋を使用し生酒系又は速醸系酒母を造り製造し、清もとであることが必要です。
生一本は白醸酒でなければ表示をすることは不可能です。
初心者におすすめの日本酒は?
お水を加えず発酵させたお酒を絞っただけで、マスカットのようにフルーティーで濃厚な味わいになってワインのような飲みごたえが特徴です。
日本酒の初心者はアルコール度数が強くなく、辛くなくて香りが楽しめるようなものにすると経験を通して慣れてきます。
日本酒好きが集まるサークルとかはある?
大学やネット上で募集しているため、日本酒の愛好家が集まって飲み比べや飲み会などをして交流を深めます。
サークルは日本酒に対して興味があって飲むことが好きな人にはおすすめで、コミュニケーションをしながら様々なことを学べることが魅力です。
まとめ
日本酒を趣味にするときは多くの種類があり、飲み比べたり製法などを研究すると楽しめます。
また、酒蔵巡りや蔵開きなどのイベントに参加すると作りたての酒を飲めたり、製法などを知ると勉強になることがメリットです。