ウォーキングで痩せることはできる?効果的な歩き方や距離について
ダイエットをするにあたってはいくつかの手法が考えられますが、何より効果的なのはやはり運動をすることです。
このとき、あまりにもハードな運動を取り入れてしまうと、かえって逆効果になることがあります。
ウォーキングであれば、体力に自信のない方でも無理なく続けられることでしょう。
ウォーキングで痩せられるの?
数ある運動の中でも最も手軽なものといえば、やはりウォーキングです。
これといった技術も必要なければ、運動神経も必要ありません。
また、専門的なシューズやウェアなども必要ないため、始めようと思えば、すぐにでも始められます。
気がかりなのが、本当にウォーキングで痩せることができるのか?という点です。
結論から言いますと、確実に痩せることはできます。
ただし時間がかかります。
前述したように、手軽さがウリのウォーキングでありますから、正直なところ、短期間での減量や体型改善は期待できません。
要は、長期的に継続していく必要があるのです。
強いていうなれば、これがウォーキングダイエットの一番のデメリットといえるでしょう。
とにかく早く痩せたい、という方はウォーキングを取り入れるよりも、何か他の方法を取り入れたほうがいいと思います。。
どのくらいで痩せていくの?
前述したように長期的に継続してやっと結果が表れるウォーキング。
1週間程度頑張ったところで、劇的な変化は現れません。
では、どの程度継続すれば痩せていくのでしょうか。
これに関しましては、具体的に何日、という明確な数値を出すことはできません。
まず第一に、実践者個々の体質であったり、生活習慣が大きく関係してくるからです。
まったく同じ運動をしても、痩せるペースというのは人によって違うのです。
次に、歩く距離も大きくかかわってきます。
当然のことながら、長い距離を歩いたほうが、ダイエット上の効果は大きいです。
しかし最初からあまりにも長い距離を歩くと、場合によっては挫折してしまうことも十分に考えられます。
やはり適度な距離を確実にこなしていくことが求められるでしょう。
話を元に戻しまして、どのくらいで痩せていくのか?ということですが、あくまでも目安になりますが、最低でも3か月は続けましょう。
3か月続けられれば、確実に痩せられます。
早い人なら、1か月くらいで分かりやすく見た目に変化が出てくることもあります。
いずれにしましても、3か月を目安にしておくことで、心理的な余裕をもってウォーキングに臨むことができるのです。
痩せやすくなる歩き方は?
皆さんは、きちんとした歩き方ができていますか?
街中を見渡してみると、きちんとした歩き方ができている人が少ないように感じられます。
よくあるのが、猫背気味で、ひょっこひょっこと歩いている人です。
このような人たちは、間違った筋肉の使い方をしていて、ダイエット上の効果は非常に低いです。
ただただ疲れるだけで、ストレスだけがたまるという、最悪の歩き方なのです。
ではどうすればいいのか。
背筋を伸ばし、顎を引き、腕を振って、一本の線の上を歩いているような感覚で臨みましょう。
ここで注意したいのが、顎を引くということです。
顎を引くというと、皆さん、二重顎のような形にすることを想像しがちではないでしょうか。
これは、間違ったやり方です。正しいやり方は、頭を後ろに引くことです。
少しわかりづらいと思いますが・・。
正しく顎を引くことができると、胃のあたりが引っ込むような感じになり、とても爽やかな気持ちになります。
また質の高い呼吸ができるようになり、酸素を肺の奥の奥まで届けられるようになります。
なので、ウォーキングをする際には顎を引いた姿勢に着目して、より高い効果を手に入れましょう。
痩せるにはどのくらいの距離を歩くべき?
先ほども少し述べましたが、最初からあまりにも長い距離を歩くと、かえってよくない影響が表れることがあります。
つまり、三日坊主に終わってしまうという最悪のパターンです。
こうならないために、「もう少し歩きたいな」くらいの距離にとどめておきましょう。何事も腹八分が重要です。
そうすることで、翌日のモチベーションとなり、長きにわたって続けていくことができるのです。
ただし、あまりにも身近い距離というのも、それはそれで問題ありです。
100メートル少々歩いただけでは、さすがにウォーキングとは言わないでしょう。そうですねえ、できることなら1500メートルは歩きたいところですね。
1500メートルであれば、30分もあれば十分に帰ってこれます。
早い人なら20分程度で行けるでしょう。
というわけで、1500メートルを一つの目安として、ぜひ取り組んでみてください。
まとめ
ウォーキングによるダイエットは、ダイエットの基本中の基本ともいうべき、定番の手法になります。
中長期的な計画の元、確実にこなしていく心構えを確立しておく必要があります。
せっかくやる気になったのに三日坊主で終わるのはあまりにももったいない!
ぜひ、継続して、今ある自分のポテンシャルを最大限に引き出しましょう。